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先輩社員の言葉

入社理由

大道芸のプロを目指していた経験から、表現者の力になりたいと思ったんです。

大学時代は大道芸にのめり込んでいました。大道芸人として本格的に活動し、師匠について公演で各地をまわったりと、本当に充実した日々でした。高校時代からダンスや吹奏楽をやっていて、表現することには人一倍こだわりがあったんです。大道芸でプロになりたくて練習を重ねていたので、正直、大学生活はおろそかになっていました。

ずっとそうして大道芸に励んでいたのですが、表現を極めることとは別に、表現する環境について考えさせられる機会が度々ありました。大道芸の先輩たちから、高い技術を持ちながらもなかなか環境が整わず、アルバイトをしながら生活しているというような話をよく聞いていたんです。自分が表現者として目の前の人のためになにかをするものいいけれど、より多くの人が表現者として気持ちよく活動できる場を整えられれば、もっと多くの人によろこんでもらえるんじゃないか……と漠然と考えていました。ちょうど就職活動をはじめなければいけない時期だったこともあり、業界研究をしていく中で、人材という業界があることを知りました。人材会社なら、人を介してより多くの人や場に関われると知り、そこからは人材業界を中心に応募していったんです。その中でフェローズという、クリエイター専門の人材会社があると知り、説明会に足を運んでみました。

フェローズの説明会はみっちり3時間。はじめから終わりまでほぼすべてのパートで、代表の野儀さんが直接お話してくれます。途中で先輩社員が数名でてきてくれる10分ほどの質問コーナー以外は、本当にずっと野儀さんがお話をされていましたね。こんな会社ははじめてで、びっくりしたのを覚えています。大学生の自分たちに社長が直接会って考えを伝えてくれるなんてなかなか考えられないことで、社長とも近い距離で会話ができる環境は自分に合っていると感じました。

やりがい

相手の気持ちになって、本気でその人の人生について考えることが必要です。

入社してからも、野儀さんや上司、先輩との距離感はとても近く、いつもみなさんに助けられています。仕事の相談はもちろんですが、プライベートの悩みなども聞いてくれるくらい親身な方ばかりです。コミュニケーションの中で一番うれしいのは、契約が決定したときの「握手」です。フェローズでは契約決定をみんなで祝う文化があります。上司に契約決定を報告すると、オフィス全体に聞こえるように「西畑くんが一件決定しました!」と知らせてくれ、みなさんから拍手をもらい、近くの席の上司や先輩とは必ず握手を交わします。契約が決定して、クリエイターさんやクライアントによろこんでもらえるのがうれしいのはもちろんですが、悩んで努力してやっと決めたとわかってくれている上司や先輩から、「おめでとう」「よくがんばったな」と声をかけてもらえることが、実は一番のモチベーションだったりします。

自分にとっての課題は、「相手の気持ちになって考える」ということだと思っています。誰もが小さい頃からいろいろな場面で言われてくることですが、実際には本当にむずかしいことです。特にこの人材の仕事は、クリエイターさんのこれからのお仕事が決まるか決まらないかという場面に立ち合う、まさに人の人生を決める仕事です。調子の良いことを言ってばかりではだめ、ときにはアドバイスをしたり、一緒になって悩んだり、相手の気持ちになって、本気でその人の人生について考える必要があります。気持ちを理解するのはもちろん、高い技術も求められるクリエイターさんのスキルについても相談に乗れるくらいの知識をつけ、ハードな現場で働く身体も気づかう、まさに「心技体」すべてを自分のことのように考え、一緒に歩んでいくのがこの人材の仕事です。そうして真剣に向き合ったクリエイターさんが生み出した作品が世に出た瞬間は、本当に感動します。

自分はブロードキャスト&ビジュアルセクションの所属で映像業界の担当なので、未経験でアシスタントディレクターのお仕事をはじめるような、自分と近い年齢のクリエイターさんとも関わる機会が多くあります。人をサポートするという意識とともに、一緒に成長していくという気持ちを持って、これからもっと人材の仕事にのめり込んでいきたいと思います。

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