■日時
2025年10月9日(木) 開場:18:30/開演:19:00(2時間)
■会場
ユーロライブ(渋谷区円山町1-5 KINOHAUS 2F)
                    http://eurolive.jp/
                    ※入場無料(各作品に応援金を提供できるシステムを用意いたします)
■上映プログラム
作品1.『COLORable』2025年(18分)

【キャスト】
                    筒井結愛/光徳瞬/菟田高城/田実陽子/赤山明日香/岡田菜々美
                    
                    【スタッフ】
                    音楽 SarahFly/デザイン 山口真理子/ヘアメイク 藤村夏帆、此池祥子/製作・脚本・監督・撮影・編集 園田 新
                    
                    【あらすじ】
                    彩花は色盲の高校3年生。
                    彼女から見える世界はすべて白黒だが、将来は亡くなった母と同じく写真の道に進みたい
                    と考えている。
                    あえて困難な道を進もうとする娘の進路に反対する父。
                    父は彩花に、期日までに自分を納得させられるような写真を撮るよう課題を与える。
                    どんな写真を撮ればよいのか悩む彩花は、ギャラリーで母が撮った花火の写真を見る。
                    そこで彩花は色鮮やかなカラー写真だと信じ込んでいたその写真が白黒だと知る。
                    その瞬間から、彩花の見える世界の色が変化し始める…。
                

園田新監督
映画監督/Filmmaker
                            大学在学中にニューヨークへ留学し、映画制作を学ぶ。
                            映画情報番組のディレクターを経て、2007年に初長編『Wiz/Out』を渋谷ユーロスペースで劇場公開し、スマッシュヒットを記録。以降、国内外で監督・脚本家として精力的に活動。
                            函館港イルミナシオン映画祭シナリオ大賞にて、2009年『記憶代理人』(審査員奨励賞)、
                            2011年『リアルファミリー』(グランプリ)と2年連続で受賞。2013年には釜山国際映画祭主催のAFA(Asian Film Academy)に、監督として選出される。
                            2017年の長編『リバースダイアリー』は、世界20以上の映画祭に正式招待され、ドイツ・SNOWDANCEインディペンデント映画祭グランプリを含む11冠を獲得。2023年には長編『消せない記憶』が全国劇場公開され、リッチモンド国際映画祭にて最優秀脚本賞を受賞。
                            2024年から2025年にかけては、自ら撮影を担う少人数体制で俊敏な制作スタイルを確 立。短編映画『COLORable』『シネアスト』『再生』を連続して監督し、人物の内面に深く寄り添う詩情とリアリズムを融合させた作風で、新たな表現領域を切り拓いている。
                        
作品2.『マンガガールズ』2023年(10分)

【キャスト】
                    大森亜璃紗(菊池 真琴)/藤原希/MARU/納葉/大山真絵子/笈川健太/日野 陽仁
                    
                    【スタッフ】
                    撮影 角洋介/録音 札内幸太/音楽 VooDooCoo/曲名 エニナル/作画 たくあん/翻訳  山脇大夢/サウンドスーパーバイザー 伊藤裕規/編集 大門嵩/ラインプロデューサー  中根大輔/監督 祁答院雄貴、大門嵩/制作 ケドモン
                    
                    【あらすじ】
                    これは私が1人で漫画を描いていた時の話。学校の中で黙々と漫画を描いているといつも誰かが私の後を付けてくる。「す、ストーカーか!??」私は、そいつから逃れる為に車のトランクに。「ふぅ、ここなら見つからないだろう。」と思った矢先、トランクが閉まって閉じ込められてしまった。そして携帯の電源も落ちた。ヤバタニエン。
                

大門嵩監督
1988年生まれ、奈良県出身。
                            俳優としてテレビ、 映画、CMを中心に活動。映像制作も行っており、監督した短編アニメ「マンガガールズ」が、VIPO Festival Scope活用事業「ベルリン国際映画祭に向けた28作品」に選出。国内外の映画祭で30以上の賞を受賞するなど高い評価を得る。2024年全国公開予定の長編アニメ「CHERRY AND VIRGIN」(川尻 将由監督)にて、主演と初の声優にもチャレンジしている。
                        

祁答院雄貴監督
神奈川県出身。舞台と映画を中心に活動。他に執筆活動や、映像制作も行い活動の幅は広い。文化庁新進芸術家海外研修員に抜擢され西カナダ最大級の非営利劇場The Arts Club Theatre Companyの客演アーティストとして、1年間の研修を受ける。その後ハリウッド制作『SHOGUN-将軍』に武丸 役にて全10話に出演するなど現在は国際的に活動中。
作品3.『探偵は映画を見ない』2024年(13分)

【キャスト】
                    福地清/前迫莉亜/堂ノ下沙羅/青山一澄/星能豊
                    
                    【スタッフ】
                    音楽 サンサウンド/撮影・スチール アベトモユキ/録音 アライジン/メイク 山﨑優美/衣装 カミフクモトジュン(tone)/製作 福地清、ザンパノシアター/監督・脚本・編集 渡邉高章
                    
                    【あらすじ】
                    浮気調査の依頼を受けた探偵・成瀬健二は証拠写真を持って依頼人の人妻、シネフィルの杏野くららと会う。調査終了のはずが物語は思いも寄らぬ方向へと進む。
                

渡邉高章監督
東京生まれ湘南育ち。日本大学芸術学部映画学科監督コース卒。商業映画やドラマの演出部と制作部を経て、現在は会社員の傍ら自身の屋号「ザンパノシアター」で短編映画を継続的に制作している。2021年、映画『土手と夫婦と幽霊』を劇場公開。毎年国内外の映画祭にて受賞を重ね、2現在18の短編映画が各映像配信サブスクリプションにて配信中。
作品4.『ただの夏の日の話』2021年(25分)

【キャスト】
                    深川麻衣/古舘寛治/高嶋香帆/松本紀美代/金子昌弘/藤倉健久/高久保貴絃/大橋孝行/佐藤亮平/中島康介/伏木康雄/伏木沙織
                    
                    【スタッフ】
                    監督・脚本 松岡芳佳/プロデューサー 村地洋祐/撮影 岡村良憲/照明 高倉進/助監督 松下洋平/美術・装飾 浅田夏矢子/スタイリスト 一宮理紗/ヘアメイク 鶴永千紘/録音 小林丈泰、高橋健/DIT 石井紀章/編集 戸野部美奈/VFX 馬込夏帆/カラリスト 田中基/ミキサー 斉藤ゆり恵/制作 上山登生/音楽 徳澤青弦/演奏 徳澤青弦、柏倉隆史/録音 美濃隆章
                    
                    【あらすじ】
                    まだ昨晩のアルコールが抜け切らない重い身体をゆっくりと起こしたとき、
                    彼女の記憶はどこにも結びつかなかった。
                    ただわかったこと、それは窓の外に見える景色がたぶん東京ではないこと。
                    部屋の中に見知らぬ男性が寝ていること。
                    さらに言うと、” おじさん” な気がするということ。
                    酒に呑まれ記憶を無くし、陽月はなぜか「桐生」に来てしまっていた。
                    どこのだれかも知らない” おじさん” と。
                    そんな、見知らぬ場所で見知らぬ人と過ごした、“ただの” 夏の日の話。
                

松岡芳佳監督
1994/大阪府出身
                            2017/博報堂プロダクツ入社
                            2023/博報堂プロダクツ退社
                            2024/Club_A 所属
                            きりゅう映画祭選抜作品 短編映画「ただの夏の日の話」
                            ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2022 グランプリ
                            心が映っている映像の演出が好きです。