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Q356 QRコード決済とはなんですか?

最近CMやニュース、街中などでも目にする機会が増えた「QRコード決済」とは、どういったものなのでしょうか?

A356 QRコードを読み取るだけで、請求支払ができる決済方法です。

QRコード決済とは、キャッシュレス決済のサービスの一つで、その名のとおり決済時にQRコードを利用して支払や請求を行うことができる仕組みを言います。 QRコード決済は大きく分けると ①アプリに表示されたQRコードをお店側が読み取る方法 ②お店側に提示されたQRコードを読み取る方法 上記の2パターンがあり、各種QRコード決済アプリへ事前にお金をチャージしたり、クレジットカードや銀行口座を登録したりしておくことで、スマートフォンのみで買い物や食事等をすることができます。 日本国内での代表的なサービスは「PayPay」「LINE  Pay」「楽天Pay」などですが、それぞれ各決済サービスによって対応店舗や決済手数料、ポイント還元率などが変わります。 QRコード決済を利用することにより、現金を持ち歩く必要がなくなる、スピーディーに会計が終わる、ポイント還元などによりお得に買い物ができる、履歴が残るためお金の管理がしやすい、などのメリットがあります。一方で、使える店舗が限られていたり、そもそもスマートフォンがないと利用できないなどといったデメリットもあります。 QRコード自体は1994年に生まれており、最近開発された技術ではありません。しかし、なぜQRコード決済がこれほどまで話題になっているのかというと、理由の一つとして経済産業省が定める「キャッシュレス・ビジョン」というクレジットカードをはじめとしたキャッシュレス化を推進する方針があります。この「キャッシュレス・ビジョン」では、現在の国内でのキャッシュレス決済の割合が21%という現状を、2025年には40%程度まで引き上げることを目標としていて、中小企業向けに決済端末導入の補助金も用意されています。 一気に普及が進みそうな勢いのQRコード決済ですが、QRコードに脆弱性がみつかるなどセキュリティ上の懸念材料も出てきており、まだ安全面で課題も残ります。  安全に使用するために、利用するスマートフォンに必ずロックを掛ける、紙に印刷されたコードを使わない、被害補償が充実したサービスを使うなどといった対策を行うことが必要です。