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Q283 Wi-Fiの規格の違いを教えてください

Wi-Fiの規格の違いによって、通信速度の差や相性の良い電化製品があると聞きました。何が違うのか特徴を教えてください。

A283 大きな違いは6つの規格と3つの周波数帯です!

Wi-Fiもとい無線LANには、周波数の帯域や規格の違いがあります。

まず規格について、「11ad(イレブンエーデー)」「11ac(イレブンエーシー)」「11n(イレブンエヌ)」 「11a(イレブンエー)」「11g(イレブンジー)」「11b(イレブンビー)」の6つの規格が利用されています。

その6つの規格によって、周波数帯に 「60GHz帯」「5GHz帯」「2.4GHz帯」があり、それぞれ特長と通信速度が異なります。

【通信規格と最高通信速度/使用周波数帯】wi-fi1

ちなみに、無線LAN規格のIEEEはThe Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.(米国電気電子学会)の頭文字をとったもので、「802」はIEEEの「802委員会」を示します。802は802以上の委員会があるわけではなく、1980年2月にできた委員会なのでそこから文字をとったそうです。「.11」はその中の「ワーキンググループ11」 を指します。

IEEE 802の後に、11 a、11ac、11gと書いてありますが「a/ac/g」などの意味は,a/ac/gの3つの規格に全て対応している、ということ。そして、ルータはこのうち最適なものをその都度自動的に選びなおして勝手に通信しています。

【2.4GHz・5GHz・60GHz帯特徴】wi-fi2

現在販売されている無線LAN製品は、複数もしくはすべての規格を扱えるものがほとんどです。異なる周波数帯を使用する無線規格(11n,11a,11g)を切り替えて使えるもののほか、複数の規格の無線を同時に使用できる機器もあり、使う環境によって機器を選択できるようになっています。
ゲーム機・ネット家電など、家庭でも無線接続できる機器が増えている今、複数の無線を同時使用できるメリットは大きいでしょう。

ご質問の中に「相性の良い電化製品」とありましたが、通信速度の速さや通信のしやすさは実は規格や環境に左右されます。例えば、6つの規格の中では「11ad」が現在の最新の規格です。もし今使っている無線LANの子機(スマホやタブレットなどWi-Fiを利用する機器)がある場合、子機が11adの規格に対応していないと、親機との通信はできません。無線LANを導入する前には、一度パソコンやゲーム機など、子機側の対応規格を確認しましょう。 どの規格がいいか迷う方や、これから導入しようと思っている方は、親子セットで同じものを揃えるのが無難です。

また、電波状況によっては製品同士で通信に影響を与えてしまう場合があります。例えば、パソコンをしながら電子レンジを使うと、まれに通信速度が落ちたり通信自体が切れてしまうことがあります。
これは、使っている周波数帯が原因です。11bや11gで利用する2.4GHz周波数帯は、電子レンジやBluetoothなどにも利用されているため、電波同士がぶつかって通信に影響を与える場合があるのです。電波干渉の少ない5GHz帯を使用できる製品(11nや11a)を使えば、通信速度が落ちたり、通信が途切れたり…とそんなイライラも避けることができます。

ゲーム機・ネット家電など、家庭でも無線接続できる機器が増えている今、複数の無線を同時使用できるメリットは大きいでしょう。しかし、中には複数で使うがゆえに、もしくは無線LANを使用する環境によって通信状況が左右されやすいのも事実です。ですので、ご家庭やお手元にある無線LANの規格を確認し、どんな特徴があり、どのような場面で使用するのが最適なのかぜひご確認してみてくださいね!