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Q258 最近FTPではなくSCPというものを見かけます

Webサイトの更新をしています。最近、開発会社から「SCPで接続して更新してください」と言われます。SCPのソフトを使ってみると、今まで使っていたFTPと変わらないように見えますが、このSCPというのはそもそもなんでしょうか。

A.258 FTPやHTTP同様、通信プロトコルの一種です

SCPは、Secure Copy Protocolの略で、FTP(File Transfer Protocol)やHTTP(Hypertext Transfer Protocol)などと同じく、通信に使われるプロトコルの一種です。

SCPをFTPと同じ用途で使っているとのことですので、この2つで比較してみましょう。
FTPはその名の通り、ファイルを転送するための通信プロトコルですが、インターネット創世記から利用されている古いもので、ユーザ名やパスワードなど認証情報を含むすべての通信内容を暗号化せず転送するなど、多くのセキュリティ上の脆弱性が指摘されています。

一方、SCPはSSH(Secure Shell)と呼ばれる機能によってセキュリティの高いファイル転送ができる次世代のFTPと言えるかもしれません。
SCPは、認証情報ややり取りされるデータのすべてを暗号化して通信することができます。

ちなみに、SSHを介してファイル転送を行うプロトコルにはSSH File Transfer Protocol(SFTP)がありますが、この違いとしては、SCPはより軽快、SFTPはより高機能と言われていたりします。

SFTPに似た名前でFTPS(File Transfer Protocol)というものもありますが、こちらはSSLを介して暗号化するもの。SFTPとは全く違うもので、SSL証明書が必要なので運用はコスト高となります。

よく使われるソフトとしては、WinSCPというものがあります。こちらのソフト、FTP、FTPS、SFTP、SCPすべてが利用できます。
https://winscp.net/eng/docs/lang:jp
今まで使ってきたFTPソフトにそっくりですので、使いやすいですよ。