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Q178 スマートフォンにおけるシングルコア、デュアルコア、クアッドコアとは?

スマートフォンのパンフレットを見ていたら、シングルコア、デュアルコア、クアッドコアといった表記がありました。 これはいったい何を表しているのでしょうか?買うなら大きい方がいいんでしょうか?

A178 スマートフォンの頭脳(CPU)の性能を表しています。大きい方が処理能力が高いですが・・・。

まずは用語の解説から。
CPU(Central Processing Unit)とはパソコンやスマートフォンの演算処理を行う、いわば「脳みそ」の部分です。 そのCPUの中で更に演算処理を行う中心部分が「コア」と呼ばれています。
「○○コア」というのは、ひとつのCPUの中にいくつコアが入っているかを表しており、
「シングルコア」=1個
「デュアルコア」=2個
「クアッドコア」=4個
となるわけです。2個以上のコアを持つCPUを「マルチコア」と呼びます。

これは、PCでもスマートフォンでも同じです。
そして、パソコンの世界では今やマルチコアが常識。
スマートフォンの世界でも、2011年秋発売のiPhone4sがデュアルコア搭載で話題になり、新発売のAndroid機も続々とマルチコア化しています。

脳みその中の考える部分が複数あるわけですから、当然、処理速度が上がります。 実際に手にしてみると分かりますが、シングルコアとデュアルコアでは、いわゆる「サクサク感」に違いが出るわけです。 特に、複数のアプリを同時に立ち上げて作業する場合や、沢山の処理が必要なゲームをプレイする場合などに違いを感じることが多いでしょう。

単純に考えると、脳みそが増えた分、消費電力が上がるような気がしますね。 実際、フル稼働で両方の脳みそを動かしているときは消費電力が上がってしまいますが、そこまでの処理が必要でない場合には、片方のコアの動きを止めたりして自動的に消費電力を抑えるようになっています。

Androidも3.0からマルチコア対応になり、最新型で搭載されているAndroid4.0では、マルチコアの性能をかなり活かせるそうです。 それに伴い、今後、アプリもマルチコア環境を前提とした重たいものが増えていくでしょう。 スマートフォンの世界は、今まさに、シングルコアからマルチコアへの過渡期と言えます。

ここまで読むと、コア数が大きい方が断然有利!に思えますが、スマートフォンの「使いやすさ」は、処理速度だけでなく、操作感を決めるセンサー周りやユーザーインターフェイス、デザインにも大きく影響されます。
これは開発メーカー次第なので、スマートフォンを購入する際には「デュアルコア」「クアッドコア」などのスペックだけで選ぶのではなく、実際に店頭で商品を動かしてみるのがオススメです。

ご興味のある方は、ASCIIjpに面白い比較記事がありますので、是非お読み下さい。
■ASCII.jp:スマホのシングルコアとデュアルコアの違いは体感できる?

http://ascii.jp/elem/000/000/663/663668/