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聞くは一時、聞かぬは一生

Q130 ファイル形式のODFとは何ですか?(拡張子/.odt.ods.odp.odb.odg.odf)

知人が作成したファイルの形式がODFでした。普通のワードファイルのようでしたが、この「ODF」って何なのでしょうか?

A130 ODF=OpenDocument Format ISO標準を満たしたオフィス系ファイルの新しい保存形式です。

ODFはOpen Docment Fomatの略です。
もともと、オープンソース方式で開発されたオフィススイート(オフィス系ソフトのセット)であるOpenOffice.orgのファイル形式としてスタートしたもので、XML関連の標準化団体OASISが2005年に標準として承認したのを皮切りに、2006年にはISO標準(ISO=国際標準化機構=International Organization for Standardization)として承認されたことから、世界各国で利用が加速しつつあります。

このファイル形式の面白いところは、一つの最終形ファイル(例えばワープロ文章)を構成するのに、複数のxmlファイルを組み合わせてzip圧縮している点です。
XMLはxhtml+CSSのベースなので、Web系のお仕事をされている方には理解しやすいかもしれません。
下記のようにファイル情報を種類毎に別ファイルにして、必要部分を参照しながら一つのファイルとしてまとめる形です。(下記イメージ図をご参照ください)

・テキスト情報・・・content.xml
・画像・・・Pictures(フォルダに保存)
・設定情報・・・settings.xml
・文書の著者や作成日などの情報・・・meta.xml
・ファイル構造・・・meta-inf/manifest.xml
書式やスタイル・・・styles.xml
サムネイル・・・Thumbnails(フォルダに保存)

聞くは一時130-1

オープンで統一されたルールで保存されるのでソフト間での互換性が高く、Web用文章(XHTML+CSS)ファイルへの変換も簡単なことから、公式文書での採用も検討されているようです。

参考までに、ODFで保存されたファイルの拡張子は下記の通りとなります。

・ワープロ・・・.odt
・表計算・・・.ods
・プレゼンテーション・・・.odp
・データベース・・・.odb
・図形・・・.odg
数式・・・.odf

MicrosoftOffice2007 Service Pack 2(SP2)」以降では、これらのファイルも開けるようになっていますし、ネット上ではコンバーターも出回っています。
また、OpenOffice.orgは無料で導入できますので、これを機にご自身のマシン(会社のマシンは管理者に聞いてから!)で利用してみてはいかがでしょうか。

■OpenOffice.org日本語版導入ページ http://ja.openoffice.org/

オープンソースなので、世界中で新しい機能が開発されたり、ユーザー同士でテンプレートを作成しあったりしているのも面白いですよ。 ※導入は自己責任で!