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Q123 巷で話題の「Kindle(キンドル)」って何でしょうか?

電子書籍に関するニュースで「キンドル」という名称がよく出てきます。 これは、「電子書籍専用端末」という理解でいいのでしょうか?

A123 Amazonが製造・販売している電子書籍表示ハード・ソフト・サービスの名称です

日本未発売なので、まだ名称だけが話題になっている感がありますが、「キンドル」の正式名称は「Amazon Kindle(アマゾンキンドル)」で、その冠通り、Amazon.comが製造・販売しているものです。

一般的に「キンドル」と呼ぶときは、電子書籍リーダー端末(デバイス)を指している場合が多いのですが、実際には
Kindle for PC / Kindle for MAC / Kindle for iPhone / Kindle for BlackBerry
といった、他の端末でも電子書籍を利用できるようなアプリケーションも用意されており、書籍をダウンロードするサイトの名称も「KindleStore」となっていますので、Amazonが展開する電子書籍サービス全体を「キンドル」と呼ぶのがふさわしいようです。

通信(ダウンロード)型の電子書籍ですので、
・沢山の本を端末一つで持ち歩ける
・いつでもどこでも気軽に本を買える
・印刷をしないのでエコロジー!
と言うのがセールスポイントで、実際アメリカでは、新刊本を「本」として購入するより格安で入手できたりすることから端末・アプリ共に売上は上々とのこと。キンドルストアでは現在約450,000冊の本を購入できるなど、書籍自体のラインナップも広がってきています。

現在、キンドルの端末は2種類が販売中です。
(下表、名称をクリックするとアマゾン(英語)の商品ページが開きます)

Kindle Kindle DX
画面 6インチ 9.7インチ
サイズ(縦・横・厚) 203.2mm x 134.6mm x 9.1mm 264.1mm×183mm×9.6mm
重量 約289グラム 約536グラム
メモリ 2G 4G
保存可能書籍(英文) 1500冊 3500冊
価格 $259.00 $489.00

いずれも、ワイヤレス通信機能を搭載し、アマゾンキンドルのサイトにアクセスして、読みたい書籍や新聞、雑誌、ブログなどの購入が可能。約60秒で書籍を1冊ダウンロード出来、世界100カ国以上で通信費無料(通信費はアマゾンが負担!)で使えるそうです。

ディスプレイはモノクロ(グレースケール)で、PDFファイルも閲覧可能。
文字サイズ、行間、色調などを好みのものに設定できる他、本文中の好きな部分に自分のコメントを書き込む(ラインマーカーを引いたり書き込んだりするイメージ)機能、分からない単語をその場で調べる辞書機能、一部書籍では「読み上げ」機能もついています。

日本でもキンドルの入手は可能ですが、日本語フォントには未対応で日本語の書籍の販売はスタートしていないため、「キンドル=英語を主に使う人のもの」である感は否めません。
(注:一部PDF化された日本語コンテンツはあるようです)
また、「マンガ大国」「古本文化」「縦書き」の日本にキンドルが馴染むのか、それとも著作権の扱いも含め、日本独自のデバイスやサービス、ルールが発展するのか見えていない状況です。

音楽や映像がパッケージ販売からダウンロード販売に移行してきているように、書籍もダウンロード販売の時代がやってくるでしょう。 しかしその中で、iPadやiPhone、各種スマートフォン、ネットブック、Windowsのタッチ型PC端末などに対し、「電子書籍」に特化したキンドルがどのようなポジションを獲得していくのかは未知数です。

国内外の電子書籍の動向には、今後も注目ですね!