ほとんどの面接で最初に行われる自己紹介では、話す内容だけでなく、その人の話し方や雰囲気などもしっかり見られています。面接ではその人のスキルよりも、人柄や考え方が社風や職種に合っているかどうか、組織への対応力、一緒に働く際の相性など、コミュニケーション力のほうが重要なポイントになります。このようなポイントの判断材料として、第一印象も大きく関わってきます。

そのため、用意してきた自己紹介を話すことに集中しすぎて笑顔を忘れてしまったり、ぼそぼそと話して暗い印象にならないよう注意しましょう。緊張しすぎずリラックスすることを意識して、明るく笑顔で話すことを心がけることが大切です。

自己紹介の次に多く聞かれるのが転職理由です。特に若手のクリエイターの方は、「深夜にまで及ぶ残業」や「なかなか昇給が望めない」などの厳しい就業環境に悩み、転職を決めた方も多いと思います。そのため、転職理由もネガティブになってしまうことも多いでしょう。
また、経緯を追って転職理由を話しているうちに、話が散漫になってしまうことも考えられます。ネガティブすぎる理由や何を言いたいか要点が伝わらない説明は、面接官に与える印象が良いとはいえません。

ここで大切なポイントは、「今後どうしていきたいのか」という将来のビジョンと併せて転職理由を伝えることです。何を目指しているのかというビジョンを伝え、今の職場ではそれが実現できない理由を説明すると、内容がずれることもなく分かりやすく伝えることができます。

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